「偽書と戦火」を ニコニコ動画に投稿しました。
2014-8-23ようやくMouseionの5作目までニコ動に上げることができました。
渾身の楽曲だったので、動画を無事公開出来てホッとしております。よろしくご視聴ください。
この曲をやるために、Mouseionをはじめたと言っても過言ではないです。
バックストーリーについて少々語ります。以下、ネタバレますので、お気をつけください。
さて、Mouseionは火の中へ沈み、灰となってしまいました。
私たちの設定したストーリーでは、火を放った犯人は大図書館を愛する図書館守。
エルモ将軍が大図書館に悪さをするに違いないと思い込み悲愴感に駆られ、汚されるくらいなら心の中で永遠にしようと、火を放ってしまいます。
小説を読み進んでいただいた方は、「図書館守」と、前半の主人公「東から来た文字を持たない男」の考えている「永遠」は真逆ということをお気付きになられたことと思います。
どちらの「永遠」観も人間が持つ思考として、執筆をしました。
みなさんはどちらの永遠がお好みでしょうか。
他人からすれば狂気じみている純粋さとその行動力も、2人の「永遠を求めた男」の共通部分として読み取っていただけたら嬉しいです。
ちょっとかわいそうなのは、エルモさん。消火活動を手伝わなかったことは確かですが、彼は燃やしてません。「エルモの所業」は、真実とは違って未来に伝わった諺です。
本来とは違ってるのに、為政者や責任者だったために未来に伝わってしまった名入りの諺って実際にあるものです。エルモ~はもちろん架空の諺なのでお気をつけ下さい。(燃えるをもじった名前です。)